昭和25年から67回目を数える「全国カレンダー展」(主催:一般社団法人日本印刷産業連合会)で、伊那市に根拠を置く「井上井月顕彰会」監修・制作、発行「株式会社協和」(社長堀内泰司)の井月カレンダー「俳句慕景月」が奨励賞を受賞した。
印刷・加工技術、企画・デザイン力、機能性や創造性の優れた斬新な作品を募り、応募作品625作品の応募があった中からの第2部門「企業の販促カレンダー」での受賞である。
井月顕彰会前会長で亡くなった故堀内功が企画をしたもので、その意思を継ぎ、井月顕彰会と堀内氏の子息である堀内泰司「株式会社協和」社長の手で完成した。
詩情ある景色と俳句の組み合わせ、芸術性の高さ、また暦としてだけでなく掛け軸としてもずっと利用できる発想が、評価されたのではないか、とデザイナーの島田薫さんは語っている。
受賞作品は、「東京銀座画廊美術館」でのカレンダー展示、「カレンダー年鑑2016」(日本印刷新聞社)に掲載される。
井月カレンダーは、伊那市創造館、ニシザワ書店、小林書店で販売している(1500円+税)。井上井月顕彰会でもネットで取り扱っている。
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