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秋の俳句
新米や塩打って焼く魚の味
しんまいやしおうってやくうおのあじ (新米)
新米を炊いて、塩を打って焼いた川魚を添えて食べる。新米はうまい。お米は毎日食べても飽きない。といって特別な味があるわけではない。さまざまな味のおかずを添えておいしい食事ができる。
また、新米を用いて、餅を搗く、酒を醸す。「餅も酒も皆新米の手柄かな 井月」保管法の進歩した今でも新米はよい。
新米や塩打って焼く魚の味
(pdfファイル、237986バイト)
秋の俳句
インデックス
立ちそこね帰り後れて行乙鳥
蕎麦切も夜寒の里の馳走かな
取越て米の祝や今年酒
きり晴や実のりを急ぐ風の冷
名月や院へ召さるる白拍子
大事がる馬の尾筒や秋の風
駒ヶ根に日和定めて稲の花
稲妻や藻の下闇に魚の影
露の音腹も減がに夜の冴
迷ひ入山に家あり蕎麦の花
魂棚や拾はれし子の来て拝む
霜除る菊や小庭のしき松葉
草木のみ吹にもあらず秋の風
菊咲や陶淵明が朝機嫌
出来揃ふ田畑の色や秋の月
蕎麦切も夜寒の里の馳走かな
大事がる馬の尾筒や秋の風
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