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夏の俳句
ひとつ星など指さして門すずみ
ひとつぼしなどゆびさしてかどすずみ (涼み)
ひとつ星は、宵の明星、つまり夕方最初にただ一つ出た星、金星。門のあたりになんとなしに人々が集まって夕涼みをしている。まずの話題は暑かったこと。早くも夕空に輝き始めた一つ星を一人がゆびさし、皆で見ている。
今の都会では夜空も明るくて星はよく見えない。田舎でも星を見る人は減ったが、こういうゆったりした気分を失いたくないものだ。
ひとつ星など指さして門すずみ
(pdfファイル、450982バイト)
夏の俳句
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