第5回千両千両井月さんまつりで、井上井月顕彰会が企画する特別イベントをご案内します。
井月さんの時代を知る
井上井月が伊那地方に姿を現したのは、安政年間の末、1858年ごろといわれています。それから明治20年に没するまでのおよそ30年間を伊那の地で暮らしました。それは日本が徳川幕府崩壊と明治維新という未曾有の激変を体験した時代でした。その時代の荒波にさらされた伊那の地に井月は生きたことになります。当時の伊那地域の政治の中心だった高遠の幕末維新に様々な角度から光を当てることで井月の生きた時代を追体験します。
井月さんの居た頃の高遠城 再現図作成と解説◉池上 典〈 デザイナー〉
報告とシンポジウム 井月さんと高遠藩の幕末維新◉宮下宣裕〈 司会:井月顕彰会顧問〉
総論─幕末から明治維新の時代状況と高遠藩について
◉笹本正治〈 信州大学名誉教授、長野県立歴史館館長〉
高遠藩校「進徳館」と伊那の近代
◉北村皆雄〈 井月顕彰会会長〉
伊那への亡命者たち 井月・霞松─それぞれの幕末維新
◉矢澤章一〈 高遠歴史研究会〉
井月さんと峰山寺、矢澤家の幕末維新
日 時 : 2017年 9月2日(土) 13:30開演
会 場 : いなっせ 5F (伊那市駅前)
参加費 : 500円
主催 : 千両千両井月さんまつり実行委員会・伊那市・伊那市教育委員会
企画 : 井上井月顕彰会
お問い合わせ:井上井月顕彰回 Tel.0265-98-0117 mail info@seigetsu.org
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古田人形芝居保存会
長野県選択無形民俗文化
古田人形芝居傑作選
伊那の谷に、人形芝居が伝えられてから三〇〇年余になる。
井月が伊那に来た幕末まで、幾多の盛衰を経ながらも続けられたが、明治期になると大きな打撃を受け、多くの人形座が消えていった。その中で、上伊那では唯一命脈をつなげてきた古田人形芝居。伊那の風土と文化の誇りを伝える催しです。
第一部『傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段』[45分]
第二部『生写朝顔話 宿屋の段』[35分]
日時:2017年9月2日(土)/18:00開場 18:30-20:30開演
場所:いなっせ6Fホール
料金:当日券1300円/前売券1000円
チケット販売:伊那市生涯学習センターいなっせ5F/伊那市創造館/井上井月顕彰会
お問い合わせ:井上井月顕彰回 Tel.0265-98-0117 mail info@seigetsu.org
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9月3日(日)は信州伊那井月俳句大会です!
会場のいなっせでは「伊那の井月物産展」、「抹茶コーナー」、「書の展示」など多彩な催しがあります!
チラシもご覧ください。(PDF2.5MB)