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冬の俳句
宵の間もいそがし振や嫁が君
よいのまもいそがしぶりやよめがきみ (嫁が君)
嫁が君は忌み詩で、鼠のこと。特に新年に鼠をさして言う。お正月は、人が捕らえようとしないことを察知してか、人に馴れた様子で、宵とも言わず昼間から出てきて忙しそうに跳び回ったり食べ物を漁る嫁が君。
井月はそんな嫁が君に興味を覚えて、「何くはぬ顔して覗け嫁が君」とけしかけたり、「嫁が君いたづらものと云はるるな」と制してみたり。
宵の間もいそがし振や嫁が君
(pdfファイル、319540バイト)
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稲積むや鶯の餌を摺りながら
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