>
home
>
井月の俳句
>
冬の俳句
> 妻持ちしことも有りしを着衣始
冬の俳句
妻持ちしことも有りしを着衣始
つまもちしこともありしをきそはじめ (着衣始)
着衣始は江戸時代、正月3が日中の吉日に新しい衣類を着始めること。それにつけても井月はひとりごつ。わたしにもあのような家庭的な楽しい生活があったのだがと。井月の伊那へ来る以前の前半生は殆ど分からないが、これによると妻を持ったこともあるという。「旅客」の題があり、世捨て人、放浪の俳人の思いがけない感慨である。この句、講談社「日本大歳時記」に載る。
妻持ちしことも有りしを着衣始
(pdfファイル、4873230バイト)
冬の俳句
インデックス
宮田本陣歴史まつり
目出度さも人任せなり旅の春
酒さめて千鳥のまこときく夜かな
稲積むや鶯の餌を摺りながら
紐を解く大日本史や明の春
宵の間もいそがし振や嫁が君
しめやかに神楽の笛や月冴る
哀れさに憎気もさめて冬の蠅
河豚汁やひそひそばなし壁を洩
磯にむれ洲に群明の鵆哉
売に来る薄塩ものや初しぐれ
行暮し越路や榾の遠明り
よき酒のある噂なり冬の梅
井月入門
井月展示室
ブログ「ほかいびと」
イベント&メディア情報
協賛者
リンク集
下島勲による
「乞食井月」の素描
ページトップへ
井上井月顕彰会について
会員募集&協賛のお願い
情報募集
お問い合わせ
(c)INOUE SEIGTESU Memorial Foundation all rights reserved.