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冬の俳句
目出度さも人任せなり旅の春
めでたさもひとまかせなりたびのはる (初春)
新年を迎えためでたさも、人様次第。なにもかも人に頼っている旅人井月。よく次の一茶と比較される。「目出度さもちう位也おらが春」ちうくらいとは方言で、いい加減の意。中程度の意味ではない。ことさら卑下していっている。もう一句一茶、「ともかくもあなた任せの年の暮」あなたは、阿弥陀様。
井月は新年を迎えるのも人様次第の現状を肯定。超俗的で悟っている。
目出度さも人任せなり旅の春
(pdfファイル、402360バイト)
冬の俳句
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稲積むや鶯の餌を摺りながら
妻持ちしことも有りしを着衣始
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磯にむれ洲に群明の鵆哉
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