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冬の俳句
稲積むや鶯の餌を摺りながら
いねつむやうぐいすのえさをすりながら (稲積む)
稲積むは、正月に用いた「いぬ(寝る)の忌み詞。逆に起く(起きる)は稲挙ぐ。江戸時代には鶯を飼うことが盛んであった。雛に、鳴き音のよい鶯の声を聞かせて育てると、よく鳴くようになる。
正月の穏やかな日差しに鶯に与える餌を摺りながら、ついうとうとと眠りそうになるという句意。
稲積むや鶯の餌を摺りながら
(pdfファイル、1392191バイト)
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