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井月の俳句
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冬の俳句
冬の俳句
宮田本陣歴史まつり
目出度さも人任せなり旅の春
酒さめて千鳥のまこときく夜かな
稲積むや鶯の餌を摺りながら
妻持ちしことも有りしを着衣始
紐を解く大日本史や明の春
宵の間もいそがし振や嫁が君
しめやかに神楽の笛や月冴る
哀れさに憎気もさめて冬の蠅
河豚汁やひそひそばなし壁を洩
磯にむれ洲に群明の鵆哉
売に来る薄塩ものや初しぐれ
行暮し越路や榾の遠明り
よき酒のある噂なり冬の梅
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