>
home
>
井月の俳句
>
秋の俳句
> 取越て米の祝や今年酒
秋の俳句
取越て米の祝や今年酒
とりこしてよねのいわいやことしさけ (今年酒)
取越しては、慶弔行事を繰り上げること。家の祖父(母)が数えの88歳を迎えて、米寿の祝いを期日より早く挙行、出来立ての新酒を酌み交わす。
今年酒は新酒と同じ。新米・新酒など新とか、初稽古など初とか冠した季語には、賞美の心があり、なりゆきよかれと縁起を担ぐ気持ちがある。米の字を分解して八十八。
取越て米の祝や今年酒
(pdfファイル、2914572バイト)
秋の俳句
インデックス
新米や塩打って焼く魚の味
立ちそこね帰り後れて行乙鳥
蕎麦切も夜寒の里の馳走かな
きり晴や実のりを急ぐ風の冷
名月や院へ召さるる白拍子
大事がる馬の尾筒や秋の風
駒ヶ根に日和定めて稲の花
稲妻や藻の下闇に魚の影
露の音腹も減がに夜の冴
迷ひ入山に家あり蕎麦の花
魂棚や拾はれし子の来て拝む
霜除る菊や小庭のしき松葉
草木のみ吹にもあらず秋の風
菊咲や陶淵明が朝機嫌
出来揃ふ田畑の色や秋の月
蕎麦切も夜寒の里の馳走かな
大事がる馬の尾筒や秋の風
井月入門
井月展示室
ブログ「ほかいびと」
イベント&メディア情報
協賛者
リンク集
下島勲による
「乞食井月」の素描
ページトップへ
井上井月顕彰会について
会員募集&協賛のお願い
情報募集
お問い合わせ
(c)INOUE SEIGTESU Memorial Foundation all rights reserved.